曹長青評論邦訳集  東トルキスタン独立への闘い

 これはニューヨーク居住の中国人ジャーナリスト曹長青氏が、1999年10月11日から17日にかけて、台湾の『台北時報』に 連載した、新疆(東トルキスタン)地域における新疆地域独立運動に関する分析記事の日本語訳である。原住民族であるウイグル人は中国と漢人による支配に公然とした反感をいだいている。そもそも漢人によって名付けられた、「新たに征服された土地」という意味を持つ「新疆」という土地名称自体がウイグル人にとっては自らと自らの故郷への侮辱にほかならない。ウイグル人にとっては自分たちの生まれ生きる土地は「東トルキスタン」である。
 著者の曹長青氏は、長年にわたって中国の民族問題を追跡し続けてきた。この連載記事を書くため、同氏はトルコにあるウイグル人東トルキスタン独立運動の本部を訪れ調査と関係者へのインタビューを行っている。
 この記事の日本語訳と当ホームページへの掲載に当たっては、原著者の了解を得てこれを行った。

1999年11月27日
  1. 独立を目指すもうひとつの自治区
       (『台北時報』 1999/10/11)
    (邦訳:1999/11/27)
  2. 八番目のチュルク国家を目指して
       (『台北時報』 1999/1012)
    (邦訳:1999/11/28)
  3. 中国支配のもとで滅びつつあるウイグル民族
       (『台北時報』 1999/10/13)
    (邦訳:1999/11/29)
  4. 中絶のメスと核実験のはざまで 
       (『台北時報』 1999/10/14)
    (邦訳:1999/12/3)
  5. 新「三光作戦」 ―食い尽くし、奪い尽くし、分配し尽くす―
       (『台北時報』 1999/10/15)
    (邦訳:1999/12/7)
  6. 東トルキスタンに生き続ける植民地主義
       (『台北時報』 1999/10/16)
    (邦訳:1999/12/10)
  7. 狼と龍が戦う時
       (『台北時報』 1999/10/17)
    (邦訳:1999/12/13)
 付録
    
「我々の目標は東トルキスタンの独立だ」 ─リザ・ベキン“将軍”インタビュー─
       (『台北時報』 1999/10/11)
(邦訳:1999/12/17)
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